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幼児期の受験

早期教育とは、一般的な学習時期よりも早い段階で教育を行うことです。
お受験は、まさに、この早期教育に当たります。

英才教育の一種として、よく行われるのが、ビデオなどの教材を利用した英語学習です。
基本的には、子供が望んでということではなく、親が率先して行っています。

しかし、これには、問題点があります。
親が日常的に英語を話す家庭ではないのにもかかわらず、無理に英語を教えようとした結果、逆に言葉の発達自体に悪影響を与えてしまうことがあるのです。
子供に十分な認識力や判断力意欲などが育つ前に、文字や数の理解などの概念的な認識の獲得がなされようとしているため、心の成長の妨げともなっていると言われています。
あくまでも、子供の興味にそって、必要な時に必要な知識を与えられるよう親は準備し、それ以上に強制的に詰め込みを行うことは問題があるのです。

幼児教育で有名なモンテソーリやシュタイナーは「子供に知的なことを直接教えてはいけない」と言っています。
「7歳(歯が生え替わる時期)までの子供に早期の知的学習をさせ、知性と記憶を直接要求すると、身体の発達のために必要なエネルギーを使ってしまうので、後に問題が起こる。」
幼い子供の身体的発達のために使われるエネルギーと同じものが、あとの知的な発達のために使われるのだそうです。
たから、知性には直接働きかけず、実際の経験と模倣を通じて学習していく形を進めました。

幼児期の子供は、とにかく動きます。
人の真似をしながら、動きながら、いろんなことを覚えていきます。
行動しては、忘れ、行動しては忘れ、、、これを繰り返すうちに、習慣が身に付いたり、思考力がついたりするのです。
だから、「さっき、言ったでしょ!」と、注意するのは、実はナンセンスなのです。
同じ子とを繰り返しても、子供にちゃんと付き合ってあげましょう。

知的な刺激がよくないと言うのではありません。
子供が欲したら、与えるのが一番身に付くということなのです。

早期教育・お受験は、親が率先してやることがほとんどです。
しかし、無理矢理やっても、子供の成長には一つもよいことはありません。
子供が興味を示したり、関心を持つように働きかけることが大事なのです。

お受験に向けて「とにかくやればよいのだ」ではありません。
高校や大学受験とは、全く違うのです。
子供の健やかな発達のためにも、子供を愛情を持ってよく観察し、接していけばよいのです。



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